トップページ > 大瀧神社

大瀧神社

鎮座地 〒739-0614 大竹市白石1丁目4番1号
電話 (0827)52-4878
FAX (0827)52-4879
URL https://www.facebook.com/ootakijinjya
御祭神 多岐津姫命(たきつひめのみこと)
相殿  宇迦之御魂命、事代主命、大山津見命、金刀比羅大神、住吉大神、天鳥船大神
祭典・神事 歳旦祭(1月1日)、節分星祭(2月3・4日)、招魂祭(4月第3日曜日)、夏越大祓(6月30日)、例祭(10月19日)、七五三(11月15日)、除夜祭(12月31日)
文化財 大竹祭『奴行列』、『山車』 (大竹市無形文化財・10月第3日曜日)
『所塚』    (大竹市文化財)
境内社 祇園社、大竹市招魂社
御朱印 在社時に対応する

ページのトップへ

由緒由緒

 社伝によると、推古天皇の瑞正5年(597)旧暦9月19日に、多岐津姫命が推古桜の所在地である弥ケ迫(いやがさこ/現在の元町4丁目)に鎮座されたのを創始とし、寿永3年(1184)頃からは厳島神社領であった。【厳島神社兼帯七社の一】
 その後、元亀元年(1570)、弥ヶ迫より七ツ畔(ななつぐろ/白石2丁目)に遷座され『田中大明神』と称された。
 次いで、元文5年(1740)、現在の歯朶山(しだやま)を社地と卜(ぼく)して遷座し、この地域の地名に因み、社号を『大瀧神社』と改称した。
 記録によると安永5年(1776)5月に火災により社殿を焼失、安永6年11月再建の棟札が残っている。
 流れ造りの本殿は、安永6年(1777)に建てられたものだが、祝詞殿・拝殿等は、昭和10年前後に増築されたもので、ケヤキを主材として建てられている。地形の高低差を利用し、本殿とすべての建物が接続した複合社殿であり、規模も大きい。
 拝殿は入母屋造で、正面に千鳥破風(ちどりはふ)、軒唐破風(のきからはふ)付きの向拝を付し、丸柱を用い、組物には出組(一手先)を使っており、格式が高い。向拝の虹梁(こうりょう)には、龍、獅子、バクの彫刻が施されている。
 身舎(もや)の蟇股には十二支が掘り込まれているのも、面白い。
 その寛容、景観ともに近郷随一の御社殿として信仰をあつめ、大竹(旧 大竹町)の氏神さまとして今日に至っている。

ページのトップへ