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大頭神社

鎮座地 〒739-0488 廿日市市大野5357
電話 (0829)55-0378
FAX (0829)55-0513
URL http://ogashira.jp
御祭神 大山祇命(おおやまづみのみこと)
国常立命(くにのとこたちのみこと)
佐伯鞍職命(さえきくらんどのみこと)
祭典・神事 例祭(10月第四日曜日・旧例祭日旧暦9月28日)
特殊神事 四鳥の別れ(御烏喰神事)、獅子舞神事
文化財 大頭神社文書(廿日市市重要文化財)
境内社 報国神社(英霊四六四柱)  稲荷社   荒神社他
御朱印 在社時に対応する

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由緒由緒

 嚴島神社の摂社として推古天皇十一年(603)に創祀されたと伝え、古くは嚴島兼帯七社の一とされた。もと郷桑原に鎮座したが、大正二年に現在地に遷座した。
 楽音寺蔵「安芸国神明帳」に佐西郡二位五前として大頭明神とある古社である。
 正安二年(1300)「伊都岐島社未造殿舎造営料言上状」に「大頭社一宇三間一面、同戎殿一間一面、同拝殿一間一面、庁屋五間一面、御供屋三間、鳥居一基」と記されており、鎌倉時代には既に多くの社殿が建ち並んでいたことが知られる。
 また、平清盛の頃より毎年米五十三石余りを奉納されていたと伝え、毛利元就公の時に二十三石、福島正則公の時に十六石、江戸時代に至るも十二石の社領米を有していた。
 寛永十四年(1637)再建の棟札を蔵す。
 『日本書紀』一書によると、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が火之迦具土神(ひのかぐづち)を斬り給う時、その首が大山祇命、身中が中山祇命(椎宮神社)、手が麓山祇命(三鎗社)、腹が奥山祇(原神社)と化したといい、首、即ち頭より成った大山祇を祀るため当神社を大頭神社と称し、また四末社は他の部分より成った神を祀るための分身と伝えられる。

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