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臼山八幡神社

鎮座地 〒731-5102 広島市佐伯区五日市町石内3410
電話 (0829)38-0822(速谷神社が兼務)
FAX (0829)38-0341(速谷神社が兼務)
御祭神 帯仲津碑彦命(たらしなかつひこのみこと)
息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)
品陀和気命(ほんだわけのみこと)
祭典・神事
歳旦祭(旧1月1日)、祈年祭(4月上旬)、夏祭(7月下旬)、例祭(10月第2日曜日)、新甞祭(11月23日)
特殊神事 石内神楽(いしうちかぐら)
文化財 金銅円板懸仏(広島市重要文化財)
境内社 新宮神社 稲荷神社
御朱印 対応できない

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由緒由緒

 延暦2年(783)、神社の背後に広がる石内水晶城の山麓に小祠が建立され、豊前宇佐から八幡三神を勧請して奉斎された古社である。
 石内は、古代山陽道の要衝として栄え、源平合戦の最中には、通称・蒲冠者と呼ばれた源範頼が当地に陣を張って当社を篤く崇敬した。源範頼とは、兄・頼朝に代わって源氏軍の大将となった人物で、壇ノ浦の戦いで平家を滅亡へと追い込んだことでも知られる。
 時代は降って戦国時代には、防長の大名である大内氏の家臣で当地水晶城の城主、麻生右衛門が造営寄進し、また戦国大名の毛利氏や広島藩主浅野氏など武家からの崇敬も受け、社領の奇進や釣燈籠、武具、宝物などが奉納された。
 明治6年に「村社」に列格し、同41年には石内地区に鎮座している無格社4社を合祀。
 昭和15年には、皇紀二千六百年記念事業として、社地の拡張整備。昭和51年と平成12年にも屋根の葺き替えや手水舎の新築工事を行うなど境内整備が進められている。

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